2008年01月08日

研修医 命あしたへ 症例数多い病院人気

「ご飯は食べられましたか?」「よく眠れていますか?」――。済生会宇都宮病院(宇都宮市)の臨床研修医・鶴巻良允さん(25)(足利市出身)は、急患の対応や手術の傍ら病棟を回り、担当する患者一人ひとりに笑顔で声をかける。医学部 受験 個別指導 杏林大医学部を卒業、2007年4月から同病院で働いている。約30人の患者を担当し、忙しい日々。名札の<研修医>の文字を見た患者に不安そうな顔をされることもあるが、「患者と毎日会話して微妙な変化を読み取り、信頼関係を築く。それも研修の一つ」と話し、表情には充実感があふれる。医学部 受験 個別指導 2004年度から導入された新臨床研修制度。基本的な診療能力を幅広く習得するのが目的だ。半面、医学生が自ら研修先を選べるため、待遇の良い病院や都会の病院に人気が集中し、病院間の格差や地方の医師不足を招いたと指摘されている。医学部 受験 個別指導県内12の研修指定病院では08年度から研修に入る医学生の総募集定員174人に対し、医学生の希望と組み合わせ(マッチング)の結果、内定者は132人(前年度比4人増)。内定率は75・9%で、全国平均を6・5ポイント上回った。だが、これは総募集定員の約7割を、規模の大きい自治医大、独協医大の両大学病院が占めているためだ。内定率100%は済生会宇都宮病院と自治医大病院の2病院だけだった。医学部 受験 個別指導 済生会宇都宮病院は5年連続で内定率100%となり、吉田良二副院長は「うちは患者数が多く、多様な症例を経験できる。指導医の面倒見も良く、そういった評判が口コミで広がっているのでは」と、人気の理由を分析。鶴巻さんも、「地元だし、症例数も多い。技術や知識を磨くのに最適だ」と思い、済生会宇都宮病院を選んだという。医学部 受験 個別指導 一方、5病院では内定者がゼロだった。国立病院機構栃木病院(宇都宮市)のように5年連続で内定者がいなかったケースもあり、県医事厚生課は「研修医が来ない病院はますます医師が減り、それが地域や県全体の医師不足にもつながりかねない」と危機感を募らせている。医学部 受験 個別指導「売り手市場で、医師不足に悩む自治体や病院はどこも勧誘に必死」。07年7月に東京で開かれた「医学生のための臨床研修指定病院合同セミナー」を主催した「メディカル・プリンシプル社」(東京都渋谷区)の担当者は言う。セミナーには全国から医学生約1400人と約110の病院が参加。県と県内8病院も参加し、県職員がPR用のパンフレットを配布したり、病院の指導医が医学生に研修内容を説明したり、勧誘合戦を繰り広げた。医学部 受験 個別指導 さらに、県は08年度、医師不足の深刻な小児科医、産科医を目指す医学生を対象に、入学金100万円、年間300万円(いずれも上限)を貸与し、臨床研修を県内で行った上、貸与期間の1・5倍の期間を県内の公的病院に勤務すれば返済が免除される制度をスタートさせる。「研修医として栃木に来てもらい、そのまま定着してもらう」(県医事厚生課)のが狙いだ。医学部 受験 個別指導 ただ、こうしたPRや“アメ”だけでなく、研修医のニーズにこたえられる病院側の受け入れ態勢が欠かせない。県や県医師会などでつくる臨床研修医確保対策委員会委員長を務める土谷博之・県医師会副会長は「研修医確保に特効薬はない」とした上で、「各病院が魅力的な研修プログラムを用意し、指導態勢をどれだけ充実させられるかにかかっている」と話している。医学部 受験 個別指導 臨床研修医 医師免許を取得後、厚生労働省が指定した医療機関で、実際の診療に携わって経験を積む医師。2年以上の研修が義務付けられ、外科や内科、小児科などを回り、幅広い知識と経験を習得させる。医師不足に悩む地方では、研修医を確保するため、資金助成制度を設ける自治体が増えている。
posted by ore at 16:46 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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